羽生選手凄い!
「今やるべきことをやる、それしか考えていませんでした。ノーミスでとか、そんなことは頭に無かったです」
グランプリファイナル、ショートで世界最高点を叩きだした18歳。
羽生結弦選手、「パリの散歩道」だった。
2分50秒という時間が、選手の演技によって長くも短くも感じる。
ダンスや演劇でも、「まだやってるの」や「もう終わり?」と同じだ。
後の演技者パトリックチャンは、その羽生選手の影響を受けた。
この辺りが、氷上と舞台の違いだ。
細やかな、ほんとに繊細な心理の動きが影響し、それが見えてしまうのだ。
もちろん、競技だから「勝ちたい・負けられない」という気持ちは当たり前の事としてある。
それと、自分のやるべき事との兼ね合いだろう。
金メダル、世界一の座がゆるぎないと言われる、パトリックチャンですらまともに影響を受ける。
ほんとに凄い世界だ。