ほんとの自分は

仕事の関係で、色々な人に会う。
対談もある。
体験もある。
当初は、依頼のまま無節操に対談をしていた。
しかし、ここ10年は選り分けるようにしている。
当然、仕事量は減る。
ま、それは仕方が無い。
いい年をして、興味も湧かない人と時間を過ごすのは、時間がもったいないからだ。
それは別として、知らない事の体験は面白い。
白紙になれるかどうか、無邪気になれるかどうか、手本を探し出せるかどうか。
そんな自分を試すことが出来るからだ。
ウインドサーフィンを初めて体験した時、セールを海から上げられなくて四苦八苦した。
しかし、小学生が楽々とセールを上げ颯爽と、波に乗っている姿を見てそれを真似た。
おかげで、昼過ぎには波に乗って遊べた。
対談の取材が多い時、面白いことに気付いた事がある。
2時間余りの取材で、私はメモを取った事が一度も無い。
殆ど覚えていることだ。
もちろん、どうでもいいようなことは忘れている。
そこから考えると、人は自分の好奇心が働いた時には、驚異的な記憶力を発揮するのではないか、ということだ。
もちろんそれとは別に、人並み外れた記憶力を持っている人もいる。
この違いは何なんだろうと思う。
覚えておこうと思ったことが覚えられなくて、そんなことも頭にはない、ただただ好奇心が働いたことは覚えている。
正しく文字通りの「努力逆転の原理」が働いているのだ。
きっと好奇心というのは、感情と絡み合っているものなのだろう。
つまり、好奇心が働いた時は、意識の邪魔が入らない。
だから、やっていることだけの自分になっているのだ。
それを心身一如というのだ。

Follow me!