「武禅」すべり込めるよ
今回の「武禅」は、キャンセルが重なってしまいました。
10月12,13,14日が「武禅」ですが、参加希望の方がおられたらすべり込めますよ。
https://www.hino-budo.com/buzen1.html
屋根の修理は、驚異的なスピードで仕上がって行く。
何のことはない、最新のインパクト・ドライバーを買ったからだ。
今まで使っていたのは、パワーが弱く少し硬い部分に入ると、空回りをしてしまっていたのだ。
ドライバーの先を変えたり、ネジを変えたり色々と試したが、どうにもならなかった。
インパクト・ドライバーそのものが進化しているとは思っていたが、ここまでパワーアップしているとは思わなかった。
道場を建てる時、一からお世話になっている、日本橋の五階百貨店。
そこの行き付けのプロショップへ行ってみた。
何時ものお兄ちゃんとお母さんが「久しぶりやね」と、時間を戻してくれた。
そんな日常が嬉しい。
ベラベラと不満を並べると、二階から一台のインパクト・ドライバーを持ってきてくれた。
お兄ちゃんが進めるものに間違いは無い。
今まで、ずっとそうだったからだ。
だから、何も聞かずそのまま持って帰った。
二階の屋根に行き、ネジをつけてみる。
「ええ~」という感じ、それこそ一瞬でネジは木部を接続してくれた。
道具とはそんなものだ。
二階の垂木が、長年の気候で腐っている部位が出て来たのだ。
このままでは、二階の軒は落ちる。
それをどう支えるか。
別の軒は、面倒だから軒をチェーンソーで切り落としてしまった。
それが原因で壁に雨がかかり、漏れの原因になっている。
そこは応急処置をしたが、その二の舞は踏まないように、軒を残して修理しようとしているのだ。
重さを受ける為の補助をする事で、強度を保ち軒を落とさずにすむ。
そこを考えながらやっているのだ。
その為には、強力なインパクト・ドライバーが必要だったのだ。
という具合に、ゼロから考えるのは面白いのだ。
しかし、軒が無い二階の部屋は明るい。
「これなら軒はいらないのでは」と思いながらも、そうすると壁に雨が直接壁にかかり雨漏りになる。
ポリの波板を考えたが、既成の屋根との取り合いが難し過ぎる。
平面と波板だから、水回りがやっかいなのだ。
平板があるのでは?とネットで検索。
「あった!」これで、軒が無い明るさを保ちつつ、軒の役割を果たす。
材料は大事だ。
何を材料として選ぶか。
どんな事でも共通する。
というようなことを、ゼロからの作業は教えてくれるのだ。
「武道家が語る人間関係の極意」
久しぶりの講演会です。
近畿地方の方は、是非お出かけください。
会場の都合で、早めにお申し込み下さい。
http://ilt.jp/extra01/entry.html