今日は台風だけどやるで
おはようございます。
台風の影響で、警報や注意報が出ています。
ワークショップは予定通りに開催しますが、本日参加される皆さまは、付近の状況やお帰りの事も考慮し、ご自分の判断で行動して下さい。
もし、本日のワークショップの出席を取りやめる方は、メールでその旨連絡ください。
参加料は返金させて頂きます。
よろしくお願いします。
中日終了。
定番のねじれや、縦系のストレッチ。
意識の分散、胸骨操作のヘルプから同調。
そして表現塾。
人と話をする。
そこには、話すと聞くがある。
その前に、誰が誰と、だ。私があなたと。
本当にあなたと話をしたいのか、私の話を聞きたいのか。
そんな当たり前の事をワークでする。
話を聞くのは難しい。
もちろん、話の意味を理解するという意味では無い。
自分なりに聞かない、という聞くだから難しいのだ。
しかし、実際として話を聞けると、話す人の声が出やすくなり、気持ちが解放される。
だから、思わず笑みがこぼれる。
その逆の、話をあなたに出来たら、同じように笑みがこぼれる。
それは、誰の目にも見える。
つまり、本当の関係性がそこに見えるからだ。
その本質が、舞台で関係性を見せる。
つまり、台本や振付の保証が無くても、そこに何らかの関係性が見えるということだ。
もちろん、それには方法は無い。
本当にそうすれば良いだけだ。
「方法は?」という思考が働く限り出来ないのだ。
だから、いわゆる自分との勝負なのだ。
しかし、自分との勝負という言葉は知っていても、あるいは、本当にそうすればよい、と分かっていても、それを頭が処理をする。
そこに気付かなければ、どうにもならない。
本当の意味で、自分が自分に対する問題提議なのだ。
人は、それを行った瞬間に成長をする。
ある役者は、初日からのワークで、かなり落ち込んでいた。
まだまだ落ち込み方が足りないと思っていたが、昨日の「表現塾」でのワークで、上向きの兆しがあった。
落ち込むという、人にとっての能力だ。
つまり、意識があるから出来る作業なのだ。
そのことが、自分を次のステップに押し上げてくれるのだ。
また、「見る目」の方は、どんどん養われていく。
だから、若干の違和感、つまり、わざとらしさを見抜く。
その目が良い舞台を作っていくのだ。
しかし、「みんな仲良し」という教育は、人を弱くしているのだが、その事が舞台にも当然現れている。
敵陣というか、自分の都合の良い場での芝居やダンスを披露するのではなく、全く興味を持ってくれない場での披露をすることで、実力を付ける、という考え方が定着していない。
だから、否定されることに真正面から向かい合う、という作業が出来ない。
つまり、逃げ道を常に持っているということだ。
自分のダンスや演技、パフォーマンスを認めないのは観客の違いだ、ということに逃げる事が出来るのだ。
それはパフォーマンスに限らず、社会で生きて行く上で、最大の弱点だ。
社会は、まるで猫の目のように変化し続けている。
それに連れて、価値観も風潮も変わる。
それに順応できなければ、生き抜くのは難しい。
しかし、根本的には人は強い。
生命の誕生以来様々な変化の中で、今日まで生きている、つまり、変化に対応出来たから、今ここにあるのだから。
その能力を蘇らせよう。
●会場は広いので、飛び込みで参加されても余裕で大丈夫です。
秋の「武禅」は10月12,13,14日です。
https://www.hino-budo.com/index.html
中段お知らせから入ってください。
■1年ぶりの岡山のワークショップです
9月21.22.23日です
西日本の方は是非参加して下さい
http://workshop.digiweb.jp/