教室は宿題を貰うところ
■沖縄キジムナフェスタ・ワークショップ
7月20.21.22日です。
http://hinows.ti-da.net/
最終電車間際で打ち上げ終了。
今回は、若いダンサー達より、おっちゃん達が熱いワークショップになった。
一昨日「よろしくお願いします」と開始の挨拶をした時、「あれっ」と目にとまった青年がいた。
12年前、大阪の中崎町で道場を開いていた頃の生徒だった。
当時は、その青年も20代前半でギラギラだった。
道場にはそんな若い連中が、丁度重なっており、かなりハードな教室だった。
自分達で過激な自主練もやっていた。
「先生、今でも覚えていますよ。『もしも、と、でもねを言う人間になるな』と言われたのを」嬉しい話だ。
私の言った事を、社会生活で応用してくれていたのだ。
福岡のワークショップに来ているおっちゃん達が、その青年に質問を浴びせていた。
10年前の大阪教室の様子を、事細かく知りたかったようだ。
「道場で何かが出来る事等ありませんよ、宿題を貰うところですよ・身体を動かす事等楽なもので、脳みそがグチャグチャになる方がよほどしんどいです」名言だ。
この青年は、17歳の時、すでに大手空手団体のチャンピオンになっており、その後様々な道場を破って歩いたヤンチャだった。
もう一つ、13才の子供も参加していた。利発な子で、言葉も鮮明に使う。
中々面白い。
子供ならではだ。
怖さを知り、その利発が曇らずに、活性化すれば良いのだが。
そんなこんなで、あっという間に4日間のワークは終わった。
今日は、2コマしかなかったから、かなり密度が濃くなった。
胸骨の復習から、腕をきちんと輪っかにし、肩から力が抜けないようにして、そのまま体重を下ろす。そうすると、その腕を指支える相手は倒れる、楽しめるワークを織り交ぜてみた。
さすがに「表現塾」は煮詰まっていたが。東京のワークショップには、福岡に参加している、福岡や熊本の人達も参加する。
福岡でワークショップを開いて5年。
私のワークを重要だと思ってくれる人が絞られて来ている。
主催者のスゥエインさんは、
「日野先生のワークは、自分でやり込んだ人しかその重要性は分からないかもしれませんね」という。
日本のダンス界は、私がフォーサイスカンパニーや、クルベルバレエ団他に教えたということが、どれ程価値のある事か分かっていないとも。
東京ワークショップは、通常のワークショップとパフォーマーだけのブートキャンプ2日ぶっ通しの「表現塾」を行う。
さてどうなるか。
■東京でのワークショップが決まりました。
9月13,14,15,16,17日
場所も、何時もの新木場マルチスタジオです。
詳細がきまりました。
https://www.hino-budo.com/index.html
お知らせにあります
■1年ぶりの岡山のワークショップです
9月21.22.23日です
http://workshop.digiweb.jp/