出来てから考えろ

■沖縄キジムナフェスタ・ワークショップ
7月20.21.22日です。
http://hinows.ti-da.net/

今日は、バレンシアから帰国以来、始めてゆっくりした、という感じだ。
今回の疲れは、イスタンブールでの2時間遅れだった。
結果的には7時間待ちだが、気分的にはもっと長かった。
後1時間で出発と思ってカフェでねばっているところに、2時間遅れの表示。
「ええ~、まだここで座ってるの」
というのが祟ったのだ。
身体は、そういった気分や心理に支配されてしまう。
この時は、早く帰りたいという気持ちがあったから余計にそうなった。
まあ、しかし今日のゆっくりで、完全解消するだろう。
福岡に参加してくれていた13歳の女の子。
中学一年生だ。
この子の観察眼は、他の誰よりも明確でズバッと切り込んでいた。
正面向かい合いの時「全然見てません、見ようとしているのは分かるけど」と、自分の倍以上の年齢の人に指摘していた。
逆にその事が分からない人が沢山いた。
では、この観察眼は一体何なのか?13歳に見えて、26歳に見えない、あるいは40歳には見えない。
もちろん、明確に分かる人もいる。
この13歳の子は、そんなことを考える為の一つの基準になる。
身体を動かすワークでも「13歳の子に出来て何で出来ないんや」と、35.6歳の男性に言って大笑いした。
この差というか違いは何なんだ?
もちろん、素直という言葉で括ることは出来る。
しかし、それでは何も分からない。
ただ、皆は13歳の中学生よりも、沢山言葉を持っている。
つまり、私が指示したことを、自分の頭を一度通してから実行するとしたら、その頭のフィルターで壊れてしまうのだ。
10数年ぶりに会った男性は「分からないとしたら、分からないままやれば良いのに、自分で解釈しているでしょう」と、飲み会で感想を話していた。
この男性は、分からないことは、分からないままに取り組んでいた。
だから、出来るようになったのであって、自分で考えて出来たのではない。
13歳の中学生も、分からないけどやるから「出来た」という結果がそこにあった。
もちろん、出来たけど分からないのだ。
しかし、出来たということから、それをヒントに「どういうことなのか」を考える事が出来る。
自分の頭を通すのは、出来てからのことなのだ。
金曜日には沖縄に飛ぶ。
この辺りの話題で盛り上がろうと思っている。
■東京でのワークショップが決まりました。
9月13,14,15,16,17日
場所も、何時もの新木場マルチスタジオです。
詳細がきまりました。
https://www.hino-budo.com/index.html
お知らせにあります
■1年ぶりの岡山のワークショップです
9月21.22.23日です
http://workshop.digiweb.jp/

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