トレーニングのしかた

■沖縄キジムナフェスタ・ワークショップ
7月20.21.22日です。
http://hinows.ti-da.net/

昨日よりは、ボルテージが下がった。
あまり面白くはならなかった。
昨日のコピー的雰囲気になったからと、その慣れが真剣味を欠けさせたからだ。
日本人の生真面目さの方向が、ちょっとずれるとそうなる。
ほんの些細なところなのだが。
ねじれと胸骨の上げ下ろし。肘の知覚。
柔道の先生や空手の先生方は、目を白黒させて喜んでくれた。
新しい動きをやろうとする時、一様に最初から正解を目指す。
ずっと、この事は書いていることだが、不思議でならない。
というよりも、そういったことの教則本が無いということだろうし、学校教育の中に含まれていないということだ。
だから、果てしなく遠回りをする。
当然、勘の良い人だけが、あるいは、身体能力の高い人だけが、ものにして終わる。
スポーツの世界も同様だ。
正論を各選手に当てはめるだけだから、壊れる人も出て来る。
20年ほど前、カヌーのスラロームの全日本クラスで、世界を狙う選手を指導した事が有る。
彼は、様々なトレーニングは、結局のところ全ては天才に委ねられていると言っていた。
彼自身もマンツーマンでコーチが付いたが、そのおかげで成績は下降の一途を辿った。
だから、私と巡り合ったのだが。
結果、記録は順調に伸びた。
非公式だが、静水で日本記録までだした。
その意味では、スポーツ界は一部を除いて、科学を使った迷信的選手育成法がいまだにまかり通っているのだ。
まず、全体の形を覚える、次にそれを徹底的に身体に染み込ませる、その後、正解に向けて全体の微調整に入れば良いのだが、そんな単純な構造が誰からも示されないとは、どういうことだ?
今日で、福岡のワークショップは終わりだ。
夜は打ち上げをする。
しかし、みんな色々と都合はあるだろうが、今回の参加者数は少なかった。
もう飽きたのだろうか。
諦めたのだろうか。
■東京でのワークショップが決まりました。
9月13,14,15,16,17日
場所も、何時もの新木場マルチスタジオです。
詳細がきまりました。
https://www.hino-budo.com/index.html
お知らせにあります
■岡山ワークショップ
9月21.22.23日です(詳細はまだです)

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