垣岩選手
ロンドンオリンピックで、日本史上初の銀メダルをとったバトミントンの垣岩選手。
彼女のスマッシュは時速300km以上だそうだ。
それをスロー映像でみると、見事の膝から肘までの連動になっていた。
腕を使う種目で良い成績を残す選手は、大方はきれいな連動姿勢になっている。
しかし、それは選手自身やコーチからの指示で、意図的に行っているのではなく、身体が獲得していったものだろう。
この垣岩選手とダブルスで銀メダルを取った藤井選手は引退した。
藤井選手に代わって、新人の福島選手がペアを組んでいる。
高校の時、日本一になった選手だから、もちろん、技術はある。
フォームを見ていると、若干腕打ちだ。
そんなところから、垣岩選手の連動された動きが、意図的なものではないと分かる。
となると、福島選手に早く垣岩選手のような、動きを盗んで欲しいと思う。
アスリートの世界はコーチやトレーナーが、しっかりしているイメージがあるのだが、そういったところは意外と見ていないのかも知れない。
それは、オリンピックや、色々な世界選手権を見ていて、素晴らしいアスリートは個人の才能であって、システム化されていないことが見える。
もちろん、個人の違いというのがあるから、必ずしもその方法が良いとは限らない。
しかし、どんな種目でも全身を使えたら、もっと力を発揮できる。
アメリカのスポーツ科学の番組を見ていたら、やたらと凄い計測器があり、身体運動の微妙なニュアンスを数値化できる。
しかし、だからといってそれを使って能力が伸びるとは限らない。
それは、木を見て森を見ない、という視点だからだ。
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