時間は全部自分のもの

企業研修をやっていて思ったのは、大多数の人は会社に言われたから研修を受けに来た、という意識しかもっていないことだった。
テクニックの研修なら、覚えることが給料等、様々なプラスアルファーが目に見えるから頑張る。
しかし、自分自身の意識や自覚のこととなると、ある意味目に見えることではないから、興味が湧かないし、直接給料や立場に影響しない。
だから、おざなりの、つまり、研修用の答弁を返すのが関の山だ。
それは、どうでも良いが、どうして、その時間も自分の人生の一部だと思えないのか、が不思議だった。
つまり、何をしていても自分の時間だから、何か一つでも持って帰ってやろうと思わないのかだ。
そういった「言われたからやる」という、組織体質のようなものが、染みこんでいる感じがした。
当時は、評価主義が導入されつつあった時代だ。
しかし、後になってじっくり考えて見ると、そうは考えられないから組織という中に埋没するのだろうといことだ。
また、出る杭を叩き壊す、足を引っ張るのも組織だから、だんだん埋没していく側の人間になるのだろう。
人は最初から、老人のように頭が硬く、一歩踏み出す勇気を持たないのではない。
幼児の頃は、殆どの例外なく目の前にある危険に、どんどんチャレンジし失敗して怪我をし、能力を育んでいる。
大人は、恐いもの知らずと言う。
そういう大人は、大人なのだろうか。
それは単にチャンレンジを諦めた、人生をリタイアした人間だということだ。
もっともらしいことを話すようになったら、人はお終いだ。
チャレンジを止めたということの証拠だからだ。
「世の中そんなに甘くない」とも言う。
そうだ、決して甘いものではない。
だから面白いのだ。
甘くないということにチャレンジするのが面白いのだ。
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