コールタール塗りや

武禅が終わり一日おいて京都、そして東京から大阪。やっと道場へ帰宅。
幸い思い切り良い天気なので、やることは一つ。
丸太の小口にコールタールを塗ることだ。
それがまた、傷んだ所の発見や、応急修理箇所の発見に繋がる。
タールを塗りだすと、思いの外傷んでいるところを発見。
ほんと家は死ぬまで補修なんや、と嫌になる。
幸い自分で建てたものだから、どこはどうなっているのかは知っているので、その意味では手間は無い。
大工になったり、電気屋になったり、塗装屋になったり、大変だ。
夜、ボクシングのダブルタイトルマッチをやっていた。
どちらも、日本人選手のKO勝ちで決着が付いた。
しかし、目に付いた「なんやこれ」がある。
世界戦だから、お互いの国歌が流れる。
メキシコの選手もタイの選手も国歌を歌っていたが、日本の選手はどちらもジムの人も歌っていない。
タイのジムの人は、チャンピオンが紹介されると拍手をしていたが、日本のジムの人はタイの選手が紹介されても知らん顔をしていた。
勝ちさえすれば、そんなことはどうでもいいのだろうか?
京都のワークショップの時、時間があれば受講してくれる、ジャズダンスの先生がいる。
何でもキッズ達の競技会で、その先生が教えるチームが二冠を達成しているそうだ。
会場に行くと、「ああ、この子達が勝つ」と雰囲気で分かるという。
その先生の子達は、普段どおり会場に落ちているゴミを拾ったり、きちんと挨拶をしたりしているが、他の子供達は浮かれてしまって普段ではない。
だから、この子達が優勝するだろう、と見えるという。
世界チャンピオンで、しかも防衛戦でKO勝ちとは素晴らしい。
飛びぬけた存在であることは確かだ。
世界へ出て行って、チャンピオンの強さを見せるのだから、そういったマナーの素晴らしさも見せて欲しいものだ。
■88回武禅、参加者のレポートをアップしています。
■福岡ワークショップは7月12.13.14.15日です。
https://www.hino-budo.com/index.html
いずれも「お知らせ」からリンクしています。
■ 9月13,14,15,16,17日、定例の東京でのワークショップが決まりました。
場所も、何時もの新木場マルチスタジオです。

詳細は後日webページで

Follow me!