(無題)

「どんなことですか」「どういうことですか」
こんな言葉が、相手の言葉そのものを、分かる範囲で切り取ってしまう。
しかし、もちろんその「どんな~、どういう~」の使い方はある。
文字通り意味不明な言葉の時だ。
「親指からエネルギーが~」
「はぁ?どういうことですか」となる。
あるいは「どんな~」となる。
つまり、自分と関わりの無い事の時には使えるということだ。
だから逆に言えば、たとえ自分と関わりの無い事でも、関わりの有るようにしようと思えば、その言葉を使わないことだ。
自分で考え、自分で気付く事。それしか、自分の事になりようがないし、自分のものにしようがないのだ。
フランスでは特に、こういったところで衝突する。
言葉で納得しなければどうにもならない民族だからだ。
そういった意味では、私はその言葉を持っていない。
これは私の誤解なのだが、私がその言葉を持っていないから、大方の人も持っていないと思っていたのだ。
大方の人も、どんなことでも、自分のこととして自分で考え気付くと思っていたのだ。
しかしそうではなく、自分を放棄してしまう。
もちろん、その事が自分を放棄しているとは思ってはいない。
単に質問しているだけだと思って疑わない。
どうして?
もちろん、他人の事は私には分からない。
ワークショップではそこも突っ込む。
■5月2.3.4日は京都での3回目になるワークショップを開きます。
https://www.hino-budo.com/index.html
「お知らせ」からリンクしています。
■ 9月13,14,15,16,17日、定例の東京でのワークショップが決まりました。
場所も、何時もの新木場マルチスタジオです。
詳細は後日webページで

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