時は流れる

コンサートでも公演でも、あるいは、何かを作るにしても。
そこに至る時間がある。
その時間の中には、スタッフであったり共演者であったり、あるいは友であったり、初めて出会った人であったり。
必ず人との関わりがある。
共通の目的の為に集うのであれば、見ず知らずの人でも直ぐに打ち解ける。
そして、コンサートや公演、ものが完成する。
そこでその集った他人は、濃い仲間となったと感じあう。
が、否応無しに直ぐに別れがある。
それこそ祭りの後的寂しさが訪れる。
この時間が永久に止まってくれないかな、とまるで10代の頃に戻ったような感覚に襲われる。
特に打ち上げの時などによく思う。
そんな事が、繰り返されるのが人生だ。
つまり、出会いと別れだ。
ここをどう乗り切るのか、ということが、ある意味で意識をどれだけ強くするか、対応能力を強くするかになる。
意識の切り替えが出来る能力の事だ。
そして、そのことはどう考えるのが、本質的なのか。
という問題も提議される。
もちろん、極度に集中された時間を持っていない人には分からない。
というよりも、まともに物事にぶつかっていない人には分からない。
つまり、こころが成長しないということだ。

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