関係性はシビア

あかん、もう半袖は無理。
山は長袖のTシャツの時期に入った。山の秋は短い。
だから冬支度だ。
次の「武禅」は11月だから、これはもう冬だ。
道場の真ん中は無理だろう。
先日の東京でのワークショップに、治療関係の人が沢山来ていた。
ワークは二人組が多いので、相手の身体に触れることが多い。
じっと観察していると、意外と身体を扱うのが粗雑だ。
「あかんで、その触り方は」
と何度と無く注意した。
いくら正しい治療の方法を知っていても、それを実際として行う時、一番重要なのは触り方だ。
その一点で、相手が緊張したり違和感を感じたりするからだ。
それは、結構ハードルが高い技術だ。
自分そのものの意識が変わらない限り無理だ。
今日は、たまたま精神科で働く看護士から、相談があった。
そこでの原因は、話し方になった。
そこでも、いくら知識を持っていても、資格を持っていても、実際は人との関り方一つで、その知識が一切役に立たないことになるからだ。
それは、臨床心理士の先生にもお話したことがある。
もちろん、いずれもハードルが高い。
何故なら、小さい頃から人との関りの量と関係するし、何よりも関りを楽しいと無条件で感じられていなければならないからだ。
年に二回研修する特養でも、これら実際の運用面で、つまり、人とちゃんと対面出来るかどうかが、全ての鍵となるからだ。

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