フォーサイスカンパニー3

胸骨操作で全身を目覚めさせ、その後「センター」という呼び名が定着した正面向かい合いだ。
とにかく徹底的に向かい合う。
外国の人達は、一件得意そうだが、実は芯に弱い部分があるから苦手なのだ。
だから、防御の言葉がたくみだ。
それを否応なく取り払う。
正面向かい合えた時の静けさ、美しさを体感してしまえば、防御のクセを無くしたくなるのだ。
2時間も続ければ、全員ダウン。
疲労困憊というところだ。
それでも、若手は食いついて来るから面白い。
しかし、この正面向かい合いは、センターという技術だと捉えているが技術では無い。
技術だとしても精神と同調した技術だ。
だから、自分の芯に触れていかなければ、クリアなセンターにはならない。
自分の芯に触れていく、ということは精神が開かれていくということだ。
だから、好き嫌いを超えて多くの人と関われるようになるのだ。
カンパニーではシリルが、多分一番芯に触れている。
フォーサイスはカンパニー存続の為に、毎日政府と交渉しているそうだ。
「私は負けない」と闘志を見せて大笑い。
ディナも元気にリハに参加している。
「日野が初めてカンパニーに来てから7年だね」
とカンパニーのスタッフも感慨深げに話しかけてくれる。
マネージャーは「日野が来たらビリー(フォーサイスの通称)も元気になるから嬉しいよ」と。
今日は、安藤さん島地君とお寿司を食べに行った。
外国の日本食は相当程度が悪いが、ここは日本の方の店なので、リーズナブルでリアル日本だ。
「寿司ボーイ」だったかな。
フランクフルトの中心部だ。
本店が私の泊るホテルの地下にある「いろは」で、ここは高級日本食だ。
もちろん高い。
今日は、正面向かい合いのバリエーションをやってみる。
それが出来なければ舞台で使う事が出来ないからだ。
今これを打っているのは、ホテルの喫煙ルームだ。
豪華な応接室といった方が適当だろう。
ボーイさんが入って来て、「何かお飲みになりますか」と聞かれた。
「珈琲」を注文すると、プチケーキと共に珈琲を持ってきてくれた。
フォーサイスが何時も用意してくれるホテルはそんなレベルだ。
どれだけドイツ政府から信頼されているのかが良く分かる。
その意味でも世界最高のカンパニーなのだ。
4月20日からの京都ワークショップ
「身体と向かい合う3日間」のお知らせ
https://www.hino-budo.com/2012-KYOTOWS.htm

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