(無題)

現地時間の15時ヘルシンキ空港に着いた。
機内は想像以上に空いていたからゆっくり出来た。
空から見たフィンランドは、まだ雪が残るものの緑の方が多い感じだ。
入国審査で、初めて質問を受けた。
「何日ヘルシンキにいるのか?」等々。
何でやろ?
乗り継ぎの団体が多かったのか、バッグは直ぐに出て来た。
外に出ると、通訳をしてくれる武田さんが元気な笑顔で待っていてくれた。
「先生とヘルシンキで会うなんて」
てな世間話をしていると、主催者の人が駆け寄って来た。
「ありがとうございます、ヘルシンキまで来て頂いて」
「こちらこそ、呼んでくれてありがとうございます」
そのまま会場の下見。
そこに岩岡君が合流しホテルへ。
バスタブが付いている部屋、とリクエストをしていたのでその部屋へ。
部屋は二間あり相当広い。
バスタブとシャワールームが別になっており、これはかなり高いやろ、有難いことだ。
しかもしかも、喫煙ルームだ。
フィンランドでホテルで煙草を吸えるとは思っていなかったから感激だ。
郷土料理の店を探してくれて、そこで軽く食事。
しかし、目をむく程高い。
「何でこれが18ユーロや」だ。
バイキング形式で、好きなものを選べるのはありがたいが、それにしても高い。
多分スエーデンよりも高いだろうと感じる。
主催者と岩岡君が用事の為二人と分かれ、武田さんと時差ボケ解消に散歩をした。
ヘルシンキに着いた時は、どんよりとしていた雲が晴れ、まるで日本の朝方のような明るさだ。
太陽が出ている分、そう寒さは感じない。
しかし、海が凍っているのは生まれて初めて観た。
2年前、武田さんがキリスト役で芝居をした、ヘルシンキで一番大きな教会へ行った。
かなり高い階段を上がる。
そこに十字架をセットし張り付けられたそうだ。
「これ、怖かったやろ相当高いで」一寸、ビビる高さだ。
ヘルシンキの中央まで歩き、身体が冷え込んで来たのでスーパーで買い物をしてホテルへ。
用事を終えた二人がホテルへ合流。
一杯飲んで長い一日が終わった。
4月20日からの京都ワークショップ
「身体と向かい合う3日間」のお知らせ
https://www.hino-budo.com/2012-KYOTOWS.htm

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