名嘉睦念さんから
道場へ帰ってまもなく電話が鳴った。
なんと沖縄にいる版画家の名嘉睦念さんからだった。
「もしも~し」沖縄だって、大阪だって電話だから同じなのに声の調子が弾んでしまう。
意外な人から、しかも敬愛する人からの電話だから、自動的にテンションが上がった。
「飲みましょう!」その言葉しか出て来ない。
とにかくお忙しい人だから、こちらが捕まえようとしても中々捕まらない。
武道の話、身体の話、舞の話、速射砲のように盛り上がった。
「日野さん、今メモを取っているんですよ」
「ええ~っ、ほんま?」
私の色々な話を参考にしてくれるのは嬉しい。
しかも、あの圧倒的な作品を生み出す達人だから、嬉しさもひとしおだ。
毎年沖縄のワークショップがあるが、一つはこの名嘉睦稔さんとお酒を飲めるかもしれない、という気持ちがあるから楽しみなのだ。
京都ワークショップのお知らせ
https://www.hino-budo.com/2012-KYOTOWS.htm