Cullbergbaletさよなら
3時30分ワークショップは無事に終わった。
質問は色々あったが、結局
「言葉はいくらでもクリアに出きるし、色々な角度から話せるが、実際身体で起こっていることは何一つ分からないだろう」
で閉めた。
正面向かい合いは、ティルマンが次の作品で使うようだったから、今日も最終時間に集中的に行った。
向かい合いからの発展を数点組み合わせることで、かなり複雑に見えるパフォーマンスが出来た。
来年2月にもここクルベリに来るので、そこまで少しでも進化していて欲しいものだ。
そう言えば、今日朝エレベーターを降りたら、階段から女性が降りてきていた。
目があったので「おはよう」と言いながら顔をよく見ると、何とハイディだ。
フォーサイスカンパニーのダンサーだったが、出産と同時に辞めていたダンサーだ。
「ハイディ?元気!!」
「アキラ元気、アキラの後大学に教えに行っているんだよ」
何という偶然だ。
しかし、大学生はラッキーだ。胸骨トレーニングや連動のワークを2週続けて出来るのだから。
いくらヨーロッパが広くても、ダンスに限れば狭い世界なのかもしれない。
クルベリバレエ団でのワークショップに、実は部外者がかなり参加していた。
クルベリにゆかりのあるダンサーで、他のカンパニーのダンサーや、ダンスの教師、学生等々だ。
別に見学者も入れ替わり立ち替わり来ていた。
別に秘密にする必要も無いし、オープンにしたところで上っ面しか理解できないからだ。
今から、スーツケースに荷物の詰め込みだ。
明日朝10時にタクシーが迎えに来る。
いよいよスウェーデンとお別れだ。
ティルマンと2月の再会を約束して別れた。
2月はティルマンの振付の為のワークになる。
それが楽しみだ。