口の中で溶けてしまう

人生波風一杯
口の中で溶けてしまう美味しさ

不思議なもので、美味しいものは残念なものでもある。
というのは、口の中で溶けてしまうような感覚だから、食べ終わってから「何を食べたのか」が口の中には残っていないからだ。
これは初めての体験だ。
日常では、余程印象的な味のものばかり食べているのだろうと思った。

これは「力の衝突」と良く似ている。
手応えがあるのと、手応えが無いのとの違いだ。

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