誰かの役に立つ

ワークショップ
手に職を付けているから

懇意にして貰っている原田医師の元には、それこそお年寄りが沢山来る。
そんなお年寄りを見ていて、充実した顔をしているのは、全員職人さんだそうだ。
台東区という場所柄、なんらかの職人さん達が多い。
そんな中で、奥さんが亡くなり一人で生活している職人さんも多いそうだ。
でも、その顔は充実しているという。
「孤独というのを感じた事ありますか」と医師が質問すると、「一度もない」と答えるそうだ。
それは何故か?そんな話でも盛り上がる。
どうして孤独を感じず、しかも充実した顔をしていられるのか?だ。
きっとそれは、「仕事をしているから」「仕事を通してお客さんと接しているから」ではないかと一応結論付けた。
仕事をしているというのは、仕事で工夫を凝らすという事や、お客さんの役に立っている、良い品物を提供しているという自負がある事だ。
「誰かの役に立っている」そこが一番のポイントだろう。

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