同じことを話すのは嫌い

https://www.youtube.com/watch?v=ZLlhugQZDvA&list=PLQkfCWZyQKnb2BGozY4gV_VlBhcidqxNJ&index=6

上の動画は、私がインタビューされたものだ。
先日のドラムソロコンサートを聴きに来てくれていた若者が、「是非」ということでそれを受けたものだ。

 

大体において、私は同じことを話すのが嫌いだ。
理由は知らないし分からない。
とにかく嫌いなのだ。

海外でも日本でもワークショップをし、そこに初めての人が来ると一応の説明をする。これが同じになるので、嫌になってくるのだ。
何とか違う角度から話せないだろうかと、何時も思う。
それが思わぬ発見に繋がる事がある。
その角度から行けば、より分かり易く出来るというような発見だ。

逆に、同じことを言わないから、ガチャガチャになる事もある。
それは決められて言葉を話す、例えばTVやラジオといったジャンルだ。

大分前、BS日テレで6週間に渡って、私と安めぐみさんの番組があった。
ADと呼ばれる人が、カンニングペーパーの通称カンペを、話す前に構えている。
それを話さなければならないのだ。
だが私は要約したり、別の角度から話す。
うまく行く時は良いのだが、撮り直す時にも別のことを話してしまうのだ。
これには、局が手こずったのではないかと思う。

でも、これは性分だから仕方が無いし、その性分が私を形成しているのだから、私の個性という言い方も出来る。
とにかく、同じことを話すのは嫌いなのだ。

著作物の場合でも、一通り書いてもまた全く別の角度から書くこともある。
吐き出せば出すほど、もっと違う何かがあるのではないか、と思うのだ。

パリは市内にある元刑務所が、スタジオになっているところだ。
刑務所だから小さな部屋が幾つもあり、それをぶち抜いたりそのままだったりで、更衣室やダンススタジオ、道場になっている。
日本でいうレンタルスタジオだ。
部屋は細長い。周りの感じからして通路だろう。
だから、やたらと細長い。
横には並べるが縦には、二人で組むと一杯だ。
知らない顔が沢山あったが、稽古の時間が短いのでザっと流す程度で終わった。

今日はPauへ飛ぶ。

日野晃’古希’ドラムソロコンサート
6月1日 新宿ルミネゼロ

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