大好き、が伝わってくる
先日、フェイスブックで女の子の相撲が貼り付けてあった。
体格差が2倍くらいの感じだ。
小さな子が、寄り切られそうになった時、うっちゃりの感じで逆転した。
見ているこちらの頬が思わず緩んだ。
大したものだ。
自分よりも大きな人を目の前にして、真正面から本当にぶつかるのは勇気というか負けん気というか、そういった気持ちがなければ出来ない。
もちろん、それは「ぶつかるだけ」の話だ。
そして相撲だから、相撲の技術が必要だ。
特に、身体が小さい子は、それこそ結果として「相手との力関係の中」で、という技術に気付いていなければ無理だ。
もちろん、試合数の中でたまたま勝つことはあっても、体格差でまず負けるだろう。
それほど、「同じ土俵で」という場合体格というのは強力な武器になる。
私はその動画に「体幹が強いから勝った、というような解釈はしないようにね」、とコメントした。
ここの視点が、ある意味での分かれ道でもあるからだ。
この小さな女の子を見ていて、相撲が大好き、工夫をするのが大好き、稽古をするのが大好きというのが伝わってくる。
「大好き」というのは、どういうものなのか分からないが、自分を動かす原動力の一つであることは間違いない。