全ては「私の中では」なのだが
「私の中では」とか「私なりに」という言葉がある。
そういう切り出しを聞くと「一体何を話しているんや」と反応してしまう。
しかし、全てはこれしかない。
「私なりに」しか考えることが出来ないし、感じられないからだ。
しかし、その言葉から妙に違和感を感じる人もいる。
幼稚に聞こえてしまうのだ。
その理由は、「結果どうなった」が無い、あるいは、検証された客観的結果が無いからだ。
つまり、その人は、「自分の思っている事」だけが大事なのであって、結果としての、あるいは、自分の行為が及ぼす影響という、外部の出来事に興味が無い、ということだからだ。
もちろん、真意はそうではなかもしれない。
ただ、その言葉だけしか聞かなければ、そういう具合に他人からは見えるということだ。
この「私の中では」という言葉も、どんなことでも「私なりにしか考えることは出来ない」と、自分で掘り下げた裏付けがあるのなら、幼稚には聞こえない。
40歳という年齢を超えても、尚こういった裏付けのない言葉を使うのを聞くのは情けない。
これも、自分自身で物事を考える、という事がクセ化されていないからだ。
■医師も薦める、武道家日野晃が教える医療従事者の為の「明鏡塾」
「東京・明鏡塾」7期は7月15日、「大阪・明鏡塾」2期は8月26日共に開始です。
受講者の募集は始まりました。
共に定員10名です。
https://www.meikyojuku.com/