時期を見抜くのは難しい
蝉の声だ。
朝目が覚めて、しばらくすると蝉の声が聞こえる。
「夏」だ!
屋根に上がり修理をしていると汗がボタボタと落ちて来る。
この時期を過ぎると梅雨に入るので、屋根修理は無理になる。
何でも時期、時期があるものだ。
それは旬のモノと同じだ。
ただ、こういった天候は時期が分かり易い。
しかし、人の行動で時期を見つけるのは難しい。
それは、「自分の考え」を優先させるから、周りが見えなくなってしまうからだ。
本当に自分のことを考えるのは難しい。
今、自分はどんな時期なのか?
そこで占いや運命等に頼るようになる。
それはそれで中々面白いものだ。
私も若い頃はよく占って貰ったものだ。
その中で、良い事だけは「そうやろな」と記憶に残すようにした。
今は、成るようになるしかないと、生きている。
成るようになるは、成るようにすればよいだけだ。
もちろん、成ることもあれば成らないこともある。
成らないことは、何かが足りないか、何かが過剰だからだ。
あるいは、その時期ではないからだ。
だから、成らない事には執着しないようにしているのだ。