いじけた人達
明日はフランス・リヨンに発つ。
もちろん、初めての土地だ。
名前だけは10数年前から知っている。
当時ForsytheCompanyのダンサーだったヤニスが、ここのバレエ学校出身で、相当いじめられたという。
ギリシャ人のヤニスは、フランス人達に無視されたり色々あり、こころを病み6ヶ月ほど休学したという。
しかし、偶然そこの先生や、そこを主席で卒業した日本人ダンサーも生徒だ。
こういった芸術学校でのいじめは、ヤッカミや嫉妬が原因の事が多いと思う。
日本とどの程度違うのかは知らないが、もしかしたら全世界共通なのか、あるいは、競争社会共通なのか。
何れにしても、いじけた人達だ。
先日、「明鏡塾」に来る受講生の現場での事を書いた。
患者さんにとって、素晴らしい結果を出した話だ。
しかし、ここでもとんでもないことが起こったとメールを貰った。
彼は、患者さんに代行として処置をした。
その結果が良かった。
代行を頼んだ側は、「どんな処置をしたのか」を彼に聞けば、出来るものならその続きをやれば、患者さんは間違いなく回復に向かうだろう。
しかし、それをせずに患者さんを彼の下に、送ってこなくなったのだ。
誰のための医療なのだろう。
彼も驚いて悩んでしまったという。
折角の彼の治療が、そこで途切れてしまったのだ。
どうして?
絶対にこういう状況は変えなければ駄目だ。