成長するから面白い

「明鏡塾」に本当に嬉しい報告が入った。
詳しくはhttps://www.meikyojuku.com/single-post/2018/05/02/%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%90%8D%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1 で。


「明鏡塾」でも「出来る」というワークは無い。
もちろん、その時点での出来るはある。
それをどれだけ高みにもっていけるかで、個人差がある。
もちろん、ここでいう差は、単なる時間の話だ。

講座のテーマの1つ「触れる」を、状況を変えて訓練をしていく。
「明鏡塾」をやり続ける理由の1つは、テーマを現場に持ち込み、その人なりに挑戦してくれるからだ。
そのことで、受講者は確実に進化すると共に、患者さんや利用者さんの奇跡的な回復や改善に繋がるからだ。
確実に前進している事を実感できるから、やり続けられるのだ。

昨日送られて来た報告は、『頭部外傷、左前頭葉・右後頭葉の脳挫傷、脳全体のびまん性軸索障害、微細出血。頭部外傷の70代の男性を担当不在の間に代行した際のことです。結論から述べると4か月間、寝るか座るかの人が、わずかな介助で50m歩けるようになりました。』というものだ。
この彼は何をしたのかというと、治療的な事は一切していない。
ただ、丁寧に触れる、丁寧に話を聴く。
それだけだ。

ここに「関係」のマジックが働く、つまり、人は反応するという状態を持つということだ。
言葉を替えれば、これこそが「愛」だ。

こころある医療従事者を、と思い達「明鏡塾」を起ち上げた。

6期を今月に終えるが、素晴らしい人達が確かに育って来ている。
彼らの役に立っている事が嬉しいし、その事が患者さんや利用者さんの役に立っている事も嬉しい。
◆東京・夏のワーク・ショップは6月7.8.9.10日
 神田道場で行います。
場所の都合で1コマ定員30名です。

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