感情を働かせろ
福岡を昼過ぎに発ち東京へ。
ワーク・ショップで、何時も思うことがある。
もちろん、今回もそうだ。
それは、新しいことに自分が挑戦し、何かしらの検証が出来たか出来ないかの結果に対して、何一つ感情が動かない事だ。
出来ないとしたら「何で?」出来たら「おう、やった!」という感情だ。
「皆はロボットか?」と思わず吠えてしまう。
それが感情だ。
皆に反応して思わず出た感情だ。
つまり、私が本気で皆と向き合っているのに、ニヤニヤと気持ちの悪い顔をしているだけ。
そのように、向き合ってくれてもいないのにも関わらず「ありがとうございました、勉強になりました」とは言う。
「何が!」
嬉しいという感情も湧いて来ない人間に、何が出来ていくというのだ。
自分の身体を使って検証もしていないのに、「日野先生のあれは矛盾ではないですか」と聞くボケもいる。
「胸骨は確かに使えますね」と言ったのは、過去数人しかいない。
一人は科学者、一人はアスリート、一人は競輪の選手、二人は音楽家だ。
そういった人達は、私の話に納得したのではない。
実際にそれを自分の使うべき場で実践していた結果、自分も含めて多くの人が良くなったという実際を持っているのだ。
そこには驚きも喜びもある。
だから、身に付かせていったのだ。
そして何よりも、「胸骨」に時間をかけているから結果が出ているのだ。