どうして迷子になるの
初日は、「少ない」という感じはなかった。
でも今日は「少ない」になる。
何をやっているのか分からない、と迷子になってしまう人は必ずいる。
この迷子になる原因は、やった結果現れた事を考えてしまうからだ。
やった結果は自分が現した事だから、やっている事が出来ているかどうか、やっている事に取り組んでいるかどうかは分からない。
当然、やった結果は意味不明のものになる可能性は高い。
例えば、相手の手を掴んで引っ張る、というワークをする。
ここでは、手を掴む人、掴まれている人の接点である手の感覚に全神経を集める。
その結果、現象としては引っ張られる人が1拍子遅れる事が判る。
「今、引っ張られる」という判断が働くからだ。
その事に気付くこと、それがワークの目的の入口だ。
しかし、そういった微細な感覚に目を向けずに、単純に手を引っ張られ動き回る人も沢山いる。
そんな子供の遊びのような事を、疑いもせずにやることが分からない。
そういったことをじっくり考えると、自分はどこへ、何の為に来ているのか、という基本的な目的を忘れている人、あるいは、そういう目的とワークとを、結び付ける事の出来ない人が沢山いる事に気付く。
全ては繋がっている筈なのに、全てを単体の現象にすり替えてしまうのだ。
もちろん、無意識的にだが。
そこに気付いていくのもワークの一つだ。
少ない!から、飛び込めますよ!
大阪ワーク・ショップは5月5.6.7.8日、東京ワーク・ショップは6月2.3.4.5日です
http://hinobudo.wixsite.com/workshop/