いよいよ明日から
いよいよ、明日から東京ワークショップだ。
10回目、10年目のワークショップになる。
私自身の「身体」への認識が、どんどん深くなるから、10年前のワークとは様変わりしている。
もちろん、ワークとしての運動は同じだ。
だが、その深部へのアプローチが進化しているから、当然色々と見え方や指示が変わって来ている。
当初は、理解しやすいように、外側への、つまり、見た目だけの指示が多かったが、最近では相当深いところへアプローチする。
これは、どういうことかというと、「頭で考えた動き」から、ものの見事に離れて行き、身体そのものの動きになるということだ。
それは、気持ち悪さ、くささが消えていくということだ。
「そうしよう」という自分からの指示、つまり、「頭で考えた動き」ではない動き。
そして、イメージの中で遊ぶ動きではない動き、ということだ。
もちろん、多分人類はそんなアプローチをした事が無い筈だ。
だから、難しい。
ただ、そうなりたいか、なりたくないか。
その好奇心だけが、獲得できる唯一の手段だ。
そして言えることは、このアプローチ法が、成長し続ける身体への道だということだ。
つまり、「感覚」は、鍛えれば鍛えるほど鋭くなっていく、という性質だけを使っているだけなのだ。
それが身体をストレッチさせたり、緩めたりさせる、つまり、動きに転化されるということだ。
新しい動きではなく、感覚を目覚めさせる。
そんなワークショップである。
東京ワークショップ 11月21日‐24日
http://hinobudo.wixsite.com/workshop