真剣になれば自然と笑みが零れる

5月の「武禅一の行」は、残り6席となった。

物事とがっぷり四つに組む。
つまり、絶対に逃げないという事だ。
その姿勢があった上で、その場その場で適当に処理する、それが世間を渡るコツのようなものだ。

では、この絶対に逃げない、というのは、何からなのか?
そこを個人が突き詰めなければならない点だ。
この姿勢があるから、その場その場での処理が可能なので、この芯の強さが育っていなければ、その場その場に振り回されるだけ、あるいは処理に追われる事になる。
だから、思い悩む事が増えていくのだ。

そんな生きる上での強さに気付くのも「武禅」だ。

と書き綴ると、深刻で暗い行会を想像するかもしれない。
それは真逆で、笑顔や大笑いが絶えないのだ。
何故か?
真剣に取り組むからだ。

ただ、人間関係に特化した、と書いているので、その方法を習えると勘違いして申し込んで来る人もいる。
昔は、若い人に多かったのだが、ここ10年くらいを見ていると、40代より上の人にもいる。
そうなると、組んで行う講座が嚙み合わない。

もちろん、それも受講者には勉強だ。
それは、世間には自分と合う人ばかりではないし、いざという時に逃げ出す人も沢山いるからだ。
また、自分自身に閉じこもっている人もいる。
自分自身と出会える人もいる。

「武禅」では、毎回アクシデント的な状態がある。
その事で、自分の実力が垣間見えるのだが。
他人事なのか自分の事なのか。

そんなバラエティに富んだ行会だ。
何よりも、感情を爆発させられる事が楽しい。
そしてその事が、自分自身を活性化することだと気付ける事が、世間では皆無だろう。
世間では体験できない「生の人間」的行会だ。

春の「武禅」は5月2.3.4日です。
102回の感想を読んでみて下さい(現在webページの調子が悪く、更新出来ていませんが、受講者の感想のページには入れます)
●残り6席です。



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