ただただやり切るだけ

武道で根本的な感覚が欠けている時、それを補う為の練習法を編み出す。

その辺りが私の特技というか、私の価値のような気がする。
どうして、それを見つけられるのか、それは私自身でも分からないからだ。
後付けとして、色々な理由を並べる事は出来るが、実際にその組み立てを当初からしていたのかと言うと、それは疑問だ。

30年ほど前、義弟に「どうして、吸収力が早いのか?」と聞かれた事があるが、それは自分でも分からない。
ただ言える事は、「理解しようと思っていない」事だ。
理解しようとすれば、言葉の意味を同時進行で探してしまう。
それは、何かを見落とす、聞き洩らす事に繋がる。

これも、そうだと気付いた事で、当初からそうなのではない。
つまり、何かを徹底的に突っこんで行くと、自動的にそんな能力が培われていくのではないかと思う。
様は、「やり切る」か中途半端にやるかの違いだろう。

もちろん、やり切った結果、これは間違っている、という事もあるが、それは「間違っている」と私自身で気付いたから、それは間違いではないのだ。
どうも、この辺りの考え方も、多くの人は誤解しているのかもしれない。

今から熊本に飛ぶ。抗体検査が陰性で良かった。

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