大阪明鏡塾8期が始まった

大阪「明鏡塾」は日曜日に8期が始まった。

数十年前に柔道整復師の学校で同期だった柔整師が3人揃った。
前期までは2人だったのが、新しく一人加わったのだ。
その彼はオリンピック選手等をサポートしていたから、3人3様の経歴で面白い。
私が教えた弓道の選手も、通っていたそうだ。

さすがに「明鏡塾」のワークには、手を焼いていた。
ワークの途中で「一寸考えさせて下さい」と頭を整理する時間を取ったりしていた。
そういう事も、3人3様だ。

東京は、理学療法士の学校の同級生が3人いるので、それも面白い。
それぞれに、治療家として理学療法士として「もっとよくなれるのに」と、誘っているのだ。

これは私にとって嬉しい事だ。
ベテランの柔整師は、多くの患者さんを治療して来ている。
色々な講座も体験して来ている。
そんな中で「明鏡塾」を、1期から再受講してくれている。
つまり、治療家にとって抜け落ちていたところが、「明鏡塾」で埋まっていくと感じてくれている、という事だからだ。

また、若い理学療法士や看護師は、熱く燃えているからこそ「何?これ?身体?意識?」と好奇心を膨らませる。
そんな雲をつかむようなワークが、実は現場では有効で回復や改善のスピード、患者さんとの関係が築かれていく。
そして、その関係が改善させているのだと体感する。
そんな「人という存在」の本質を垣間見ているからだ。

施術の仕方を教えているのではない、というところが、ベテランの柔整師や、新鮮な感性を持つ若い理学療法士や看護師が気付いたのだろう。
こころある医療人が増えるのは、患者さんにとって何よりの事だ。
大阪には、3月から脳外科の医師も加わる。
医療の話に花が咲くのが楽しい。

 

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