武禅に初の外国人が受講した
日本語ペラペラの中国の方とお会いしたのは初めてだ。
面白いもので、いくら日本語がペラペラでも、深い話は通じないと直観しているから、言葉遣いが丁寧になる。
フランス他外国の人と接するモードになってしまうのだ。
「関係」という事を体感してもらう為に、極力その方とワークをした。
「どうでした?」と質問すると、ニコッ笑って胸を押さえていた。
そう、言葉はいらないし、言葉を出した時に嘘になることをその人は分かっていたのだ。
「あなたは届いていない、胸が熱くならないから」というワークの中での返しも直球だった。
中学生の息子さんがいるそうだ。
もちろん、日本の学校に通っている。
その息子さんとのやりとりを悩んでいたのだ。
しかし、ワークに取り組んでいる姿勢を見ていると、日本人よりも強いのが一目瞭然だった。
芯がしっかりしているのが良く分かる。
「武禅」の最後に号泣されていたのが印象深かった。
他の受講者の誰よりも、身に染みていたからだ。
そして、感情が豊かだという事だ。
上海に生まれ、大学はアメリカに渡りMBAを取得し、色々な企業で働き今は日本で暮している。