気持ちと身体がバラバラ

明日はTVの収録がある。
もちろん、武道絡みだ。

よく「力を使わない」と武道ではいう事がある。
では「何を使うのか?」となるだろう。
もちろん、私自身も力を使わないともいうし、何を使うのか?と問う。

ここを身体を通して考えると、力を使わないのではなく、力みを使わないになる。
この場合、力みは気持ちとリンクしているから、気持ちが逸っていると、間違いなくその気持ちと身体がちぐはぐになり、力みが生じるのだ。
それが出るとパフォーマンスの力が落ちるから駄目なのだ。
だから「力を使わない」のではなく、「気持ちを逸らせない」が答えだ。

目的に対して的確な作業、行為をすれば良いだけだ。
だが、それが中々難しい。
その難しさは2点ある。
一つは、作業や行為そのもの、例えば、相手を投げるとしたら、投げる為の作業や行為が曖昧なこと。
一つは、相手を理解していない事。
この2点が曖昧だから「難しい」のだ。
その曖昧さを排除すれば、その事に集中出来るから、当然「気持ちを逸らせない」を実現できるのだ。

ワークショップでも、こういった話から「どう取り組むか」を身体運動を通して学習しますよ!
東京ワークショップ6月4.5.6日
5日!

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