別の世界の住人とは
日頃の1/3程の規模になったが、昨日東京WSを終えた。
打ち上げは、常連の人達の役にたった。
色々な話題が出るが、そのやりとりを聞くことで、自分自身を振り返るからだ。
ここ24.5年の傾向は、自分の主張だけしかできない人、自分をやたらと解析する人、折角の話を客観化し評論する人が増えていること、つまり、自分自身の気持ちで聞けない人だ。
常連の人達は、そういう人を目の当たりにして、色々アドバイスをするが、残念ながらそれは通じない。
聞く耳を持たない、養われていない、育っていないからだ。
何よりも根本的に他人を尊重する、という姿勢すら持っていない。
つまり、自分にとっての他人がいないからだ。
もちろん、そういった人たちは、そういった人たちの輪というか社会があるのでそれで良いのだ。
しかし、そこをはみ出して、例えば、私のワークショップに集まる人たちの中に入ると、完全に浮いてしまう。
それは俗にいう「空気を読めない」という意味合いではなく、生きる深さの違いによるものだ。
生きる深さというのは、物事を自分自身に置き換えて、とか、自分自身を高めていく為にという命題を抱えている、ということになるだろう。
思わず「人が一生懸命お前に話をしているのに、何をチャラけているんだ」と怒鳴りそうになったが、無意味、つまり、別の世界の住人なのでそれを抑える訓練にした。