関係という状態
沖縄のワークショップでは、「関係」そのものの相当高度なワークを入れている。
それは、沖縄の常連の人達の取り組みを見ていたら、自然と指示を出してしまうのだ。
もちろん、それが「できる」のではない。
それに「取り組む」姿勢ができているのだ。
目を白黒させながらも、新しいワーク、まるで超能力の様なワークに取り組む。
逆にいうと、沖縄の人達が、私のいう「関係」を、私に具現化させてくれているとも言えるのだ。
それこそが関係だ。
例えば、親子、夫婦という様な限定されたレッテルが無く、もっと深いところにある「関係」だ。
深いところ、というのは意識的では無く、無意識的に影響しあっているということだ。
そして、そんな高度なワークに言葉は無い。
それは、どこの世界にも無いから言語化できていないからだ。
だから、「こうして・ああして」と意味不明の言葉の羅列だ。
しかし、みんな真剣に耳を傾けてくれる。
私の見本を見ているから、何れできる様になる筈だ。
理屈を、あるいは言葉をこねくり回しても、関係は伝わらない。
それよりも、関係の「状態」を体感したり見る事の方が伝わる。
もちろん、伝わってはいるがそれをその人が言語化していくのは至難の業だ。
そのことを「稽古」と呼ぶのだ。
●東京武道セミナー 定員20名程度
場所:神田道場
千代田区神田多町2-8-10神田グレースビル 地図
※一階は靴店
※JR山手線「神田駅」徒歩5分・JR京浜東北線「神田駅」徒歩5分
都営新宿線「小川町駅」徒歩3分・東京メトロ丸の内線「淡路町駅」徒歩1分
日時:3月7日
11:00-13:30 14:30-17:00
終了後懇親会があります。
料金:1コマ5,000円
内容:上達の為の稽古の考え方・腕の力は肘から
※テーマ以外の色々な武道・武術の質問にお答えしますのでご用意下さい。
※服装は、各道着や運動の出来る軽装で大丈夫です。
https://www.hino-workshop.com/