稽古初めに

今日は「稽古初め」だ。
と改まることでもない。
私の稽古はずっとずっと連綿と続いているからだ。

これは、一重に物分かりが悪いからに他ならない。
その視点から見ると、最近の人、大方の人は物わかりが良いのには驚かされる。
ま、他人の事はどうでも良い。

私の物分かりの悪さは、一つのことを徹底させるという長所にもなる。
反面短所は、それ以外のことに興味は向かない事だ。
「どうだってよい」なのだ。

ずっと考えていると、考えている事が深くなると同時に、関係してくる事柄が増えて行く。
以前、私の義弟が「映画のことを掘り下げて行くと、人類の起源や生命という本質にまで遡ってしまう」と言っていたのを思い出す。
この言葉を聞いた当時は????だったが、そうなることに合点がいく。

そうなってくると、例えば、今日の「稽古初め」で話す事を考えてしまう。
現在の私の頭の中を話しても、大方の人には???だからだ。
そういった私の個人的な事とは別に、世界は慌ただしく2020年の幕を開けた。
アメリカとイランの関係、ゴーン容疑者の逃避、オーストラリアの大規模火災、、、、。目まぐるしく動いている。

「このまま」と思い込んでいるのは、世界で日本人くらいかもしれない。
まさにガラパゴス化している日本だ。
それを逆手に取れないか?
そんなことも考えてみる。

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1月11,12,13日
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