自分の中にある隙間

思っている事(実現したいこと)とやっている事(実際に行っている事)。
ここにどれほどの隙間があるのかを考えなければ、思っている事はどこまで行っても「思っているだけのこと」になる。

日常の出来事ならば、大方は思っている事と実際はくっついている。
しかし、それは自然にそうなったのではない、ということを思い出す必要がある。
自転車に乗れること、字が書けている事、知っている事、ご飯をお箸で食べられること、、、、とにかく、現在生活できている全ての事は、自然に出来たのではない。

自然に出来たと思っているのは、練習したという記憶がなかったり、それより以前に実現したことが雛形となり、無意識的に出来ていたりするからだ。
大方の人は実現している事を振り返らない。
だから、思っている事とやっている事がちぐはぐになっているのだ。
それも、自分自身を雑に扱っているということの一つだ。

そういった、人の技術や能力でも一番難しいのは「在り様」だ。
これは、志や美意識等といった、言語化しずらい内面が関わっているからだ。
しかし、それらが自分自身を創り上げる根幹になる重要なものだ。
つまり、その根幹さえ自分として明確であれば、その上に乗って来る様々な知識や技術は、自分自身で賄えるようになるということだ。

沖縄コンサートは11月2日です。

■ワークショップのお知らせ
 東京11月28,29,30日12月1日
 東京・岡山・沖縄

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