下ごしらえ

料理ではないが下ごしらえが、仕上がりを決める。
これは、あらゆる物事に共通する考え方だ。

私は下ごしらえが嫌いだ。
それは、目に見えて何かが変化しないからだ。
しかし、しかしだ。
実は「下ごしらえ」という言葉が嫌いなだけで、「これをやる為にはあれが必要」だと考えるのは大好きだ。

私にとっては下ごしらえという言葉はなく、全部で「それ」なのだ。
だからそこで手を抜くということはない。
この辺りが「やらなければ分からない」という生き方をしている真骨頂かもしれない。

特に身体を稼働させて何かを成す、とした時、この下ごしらえ的身体のこしらえが大事になる。
「やれるまでやる」「やれても使えるようになるまでやる」
この考え方が染みついているように思う。

だから、大方の人の身体的トレーニングを見ていて歯がゆくて仕方が無い。
「そうしたら、絶対に出来るようにならない」と分かるからだ。

もちろん、何時も言うように「どこへ行くのか」によって、その精密度やレベルは変わるのだが。

私のワークショップは、この下ごしらえを知ってもらう為のものともいえる。
■ワークショップのお知らせ
 大阪10月4.5.6日


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