身体と脳の柔軟性は

手の力を抜くのがかなり精密になっている。
それはドラムのスティック操作を訓練するからだ。

厳密には、スティック操作に必要な手の状態にする、ということで力を抜くと一括りには出来ないものだ。
手を見ながら色々工夫をしていると、注意をするポイントの変更が、かなり出来るようになってくる。
もちろん、現役の道場にドラマーや、若い人達、子供達で、恐ろしく上手にスティックをコントロール出来ている人がいる。
私の目的はそちらではないので、ただただ驚き「凄いなぁ」と感嘆しているだけだが。

しかし、そういう具合に叩きたいと思わないのも不思議ではないが、不思議な気もする。
もちろん、参考にはなるから、参考にする。

ジャングルで親から離れてしまったオランウータンを育て、ジャングルに帰すということをしている映像を見た。
子供のオランウータンは、親や周りに仲間がいないので、木に登ることすらできない。
そこの職員の方達が、木に登ったり遊んだりを見せる。
子供のオランウータンは、それを見様見真似で木に登れるようになったり、遊んだりできるようになっていく。

結局、参考になるものは、即真似てやってみる。
これに尽きる。
皆のように、叩きたいようになりたいとは思わないが、一応真似られる演奏は真似てみる。
そんな事が身体も脳の柔軟性も保っているコツなのかもしれない。
次は夏ギラギラの沖縄ワークショップ
沖縄ワークショップ8月10.11.12日

 

Follow me!