再自信をもつということ
「自信を持ってどうするの?」とはいうが、人には「自信を持て」ともいう。
これを平面的に見れば、つまり、単純に言葉面だけみれば矛盾だ。
しかし、私がいう自信は、自分自身が取り組んだ事柄、例えば、仕事や育児や、その他諸々の社会との接点での事柄だ。
そこに自信を持てというのではない。
自分自身がどこの誰?〇〇一郎、〇〇子、という本体そのものだ。
生まれて生きて来て、例えば20歳、例えば40歳という年月を生きてきている自分という本体だ。
20歳であれば20年生きている。
その20年間無菌状態で生きていることはない。
少なくとも何らかの抵抗を続けながら生きてきた、人と比較することの出来ない個人史がある。
その事に自信を持て、というのだ。
そこから言うと、「私は私だ」という自覚がある。
これが自信と言えば自信だ。
これは10代の時、大きな失敗をした時に持ったものだ。
社会と接する仕事やその他諸々の事柄に自信を持つのは間違いだというのは、人は死ぬまで社会と接して生きる。
そうなると、自分が好むと好まざるとに関わらず、取り組んでいる事柄そのものも、様々な影響により変化する。
そこに対処する強さを持っていれば良いだけで、小さな失敗、小さな成功などどうだって良いことだということだ。
次は夏ギラギラの沖縄ワークショップ
沖縄ワークショップ8月10.11.12日