ほとんど人生を歩く為のワークショップだ
「あなたに」と、改めて相手の目を正視し声をかける。
目が泳ぐ人、瞬きがやたらと増える人他、色々な反応が起こる。
ワークショップでの「表現塾」の定番のワークだ。
言葉数の多い人ほど、瞬きが多い。
素直な人ほど瞬きが少ない。
そして、相手の人と本当に対面できる一歩を踏み出す。
何時もの話は、犬や猫、赤ちゃん等は、間違いなく相手と向き合う。
あるいは、向き合って警戒の声を発する。
あるいは、甘える。
その動物としての基本的機能の衰えが、関係性を円滑にする機能を妨げてしまっているのだ。
基本的機能の衰えの原因は、一つに社会環境があり、自意識の成長を阻害する。
そんなことを知り、元に戻そう、そんな深い内容を持つのが私のワークショップだ。
福岡ワークショップでも、もちろん定番のワークになる。
クリアする人は少ないが、気付く人は多い。
だから、宿題になる。
数年前、発達障害のお子さんを持つお父さんが受講してくれていた。
「目で聴く」というワークで、自分に気付きお子さんに接する姿勢が変わり、お子さんは癇癪を起すことなく無事に小学校を卒業できたと報告してくれた。
そういった、様々な報告が数年ぶりの参加者から届く。
嬉しい報告だ。
「ハイ、それではジャンケンを思い切りしてください!」
それを見ていると、エネルギー不足、また、遊び不足を感じる。
「無邪気に」の欠片も見当たらない。
「あかん!もっと思い切り!」と言いつつ見本を見せる。
相手が倒れそうになるくらいのエネルギを出す。
これが生命の基本的な力の発動だ。
喉がカラカラ、汗を一杯かいて、頭の中が空っぽにる。
それだけで、元気を取り戻す。
ワークショップは、色々な要素が混じっている。
だから、色々な人が受講してくれるのだ。
次は夏ギラギラの沖縄ワークショップ8月10,11,12日
沖縄ワークショップ8月10.11.12日