正確性を求めると

2019年6月25日 2019年6月25日日野

例えば、突きをする。
要素は大きく分けて2つある。
肘と胸骨の稼働だ。
だから、肘を認知するという作業、胸骨を操作し稼働幅を確保するという作業が必要だ。

この2つの要素は、殆どの運動に有効だ。
その意味では、日野武道研究所のいう突きの正確性を求めるだけで、他の運動がスムーズになる。
それが要素の意味であり重要性だ。

しかし、難しいのは見えている身体操作ではなく、その動いている身体を感じ取ってしまうこと。
対象のものを、つまり、この場合なら相手であったり、身体の部位だったりだ。
「対象を」がもしかしたら最後の山かもしれないが、生きる上では一番の基本になる。

日常をぼやけて生きている人が、身体操作を習ったところで、あまり意味は無い。
日常で活かしきれないからだ。
あえて難しい事に首を突っ込む必要はない。
それらに真剣に取り組まなくても、楽しむだけで何かが変わるのが身体だ。
「楽しむだけ」が一番の学べる姿勢でもあるのだ。

福岡のワークショップを「楽しんで」下さい。

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