女性の社会進出は

ふと、突然思った事がある。
女性と男性は違う。
当たり前だが、生物的な事は別にして、社会性や社交性という点でも当然違う。
もちろん、ここに文化の違いも入ってくる。
それは大きな枠での、日本人とそれ以外の国の人達との違いだ。

私が不思議に思うことは、どうして女性が社会進出をすると「男性のようになるのか」だ。
もちろん、男性と同じ職場で、同じような仕事をこなすからだろう。
私はそういった現場を知らないが、男性が男性と同じようなことを要求するからだろうとは思う。
もちろん、女性もそれが良いこと、あるいは、そうしなければならない、と思っているからではないか、と推測する。

女性が社会に進出するのは、非常に良いことだ。
しかし、私は女性が男性のようにということには反対だ。
つまり、女性特有の感性や特性が生かされるからこそ、女性の社会進出が必要なのだ。

子供の頃は、何かがあって直ぐに泣くと「女の腐ったような」と、今では差別用語だとされるような言葉を聞いて育った。
そこには「男なら」という、区別が歴然とあり、完全な棲み分けがあったのだ。
つまり、女性でも泣かないのに、男のくせにすぐ泣くな、と男性の役割を説いていたのだ。

アメリカ文化が完全に根ざしてしまった日本。
男性のような女性がどんどん作り出されていって当たり前だ。
私達はアメリカ人でもなく、日本人なのだが。そんなところから、ふと思う。
日本の文化としての女性、例えば、戦国武将を支えた女性たち、武家社会を支えた女性たちが社会に進出したとすると、これは世界にとって太刀打ち出来ない国になり、尚且平和が訪れるのではないかと。

福岡ワークショップ6月28.29.30日
沖縄ワークショップ8月10.11.12日

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