皆川明さんと

1週間!!
ここに来てチケットのキャンセルが出てくる。
それぞれに予定があるので仕方がないが。
ヌカ喜びになるのは辛い。

10年前は、当日までチケットが売れ完売し、お断りした人も大勢いた。
それは「みんな」が動いてくれたおかげだ。
今回も、多くの人が動いてくれている。

昨日は、コンサートに一筆貰った、ミナ ペルホネンの皆川明さんに、お礼とフライヤーを持っていった。
皆川さんはヨーロッパでの仕事の為に忙しい中、時間を調節してくれたものだ。
予定の時間をオーバーし、マネージャーの方に再三再四「時間が無いですよ」と催促されていた。結局、1時間足らず話し込んでしまった。

10年前に大阪公演を観に来て貰った。
「今になって思うのは、私はまだまだ力が抜けていなかったのです」と切り出すと「ええ〜あれでですか?」
「はい、今回皆川さんが書いてくれた言葉は、今回まさにです。やっと身体と思いがくっついた感じですね」

皆川さんとのお話は、武道の話とデザインの話の融合だ。
それは大自然としての身体になる。

お暇し、電車の中で皆川さんの魅力はどこにあるのだろう、と改めて思った。
色々あるが、その根源はとなると、やはり人柄に尽きるだろう。
その人柄だから、という一点だ。
それは、皆川さんを支えるマネージャーも同じだ。
その意味で、類は類を呼ぶ、なのだろうと改めて思う。

皆川さんの駆け出しの頃、築地のマグロ屋さんで、マグロの解体のアルバイトをしながらデザインをし、作り売っていた時代。
自分の服を着てくれている人を見て感動したというお話。
人は一朝一夕では出来上がらない。
とはいうが、実際には、既に出来上がっていたのだろうとも思う。
もちろん、それは当人にも周りにも分からない。
がしかし、自分自身が選択している様々なことが、現在を形成したのは間違いない。
そして、未来も現在の選択が決めている。

人柄だと思ったのは、そこに重要な「気持ちがある人」が含まれており、その気持ちが優位だからだ。
あくまでも、「感性→気持ち」という人にとって本質的なポイントを外さないで仕事を成功させている。
そのことにも敬意を持てるのだ。
ミナの服は、見た目と着心地が全く異なる。
こういうところが「手が込んでいる」ということなのだろう。
価値のある一着なのだ。

残すところ1週間。
チケットが売れるのも気になるが、やはり、実際の演奏を、が気になる。
とにかく、やれるだけやる。

今日朝、コーヒーの豆を買いに出かけた時、閃いたことがあった。
息子との共演のものだ。これこそ「関係だ」というものだ。
乞うご期待!!絶対に世界中に無いものですから。
それを体感して下さい!


日野晃’古希’ドラムソロコンサート
4月12日 大阪大丸心斎橋劇場
6月1日 新宿ルミネゼロ


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