身体を繋げるのは感覚だ

やはり、身体を繋げて使えれば、最小エネルギーで力が出る。
身体を繋げて使う、というのは、全神経を繋がる要素に集中すれば良い。
だから前段階で、繋がる実感が必要だ。
そして、その為には、繋げる使い方をしていなければならない。
ただ、使い方をしても繋がらない。
そこに必要なのは、繋がっている部位に対して感覚が働いているかどうかだ。
感覚するというのは、文字通りのことで「感覚するだけ」でよい。
もちろん、それらを引っ張り出して練習を重ねるのだが、練習の題材が曲者で、つまり、題材が組み稽古として作ってあるから、そこで力みが出たり、逆に緩んでいて何も感じることが出来ないという事も起こる。

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