何と「考えるな、体にきけ」が5刷目

たった今、出版社から嬉しい知らせが届いた。
私の「考えるな、体にきけ!」が
5刷になったという。
出版社自身も「あり得ない」との事だ。

あり得ないというのは、武道家が書いた本で、武道系の出版社から出された本で5刷というのが、という意味だ。
そうだと思う。
良い本か悪い本かは別にして、広く読まれるようなジャンルを超えた本がないからだ。
何れにしても、これは快挙だ。
私としても嬉しい。
10冊程、本は出しているが、最初の2冊を除いてこれ程売れる本は無かった。
社会が興味を持ったということなのだろう。

私として残念なのは、紹介しているように、あの本は20年近く前から10年程前までの連載をまとめた本だからだ。

木曜日の神田道場の稽古で、改めて気付いた事がある。
バランスのことだ。
人は「相互の関係によりバランスしている」と今までも今も話している。
その事での、ある意味での武道の技の視点を見直す気付きがあったのだ。

武道の技は、技を仕掛ける人が身体をどう使うのか、ということに終始する。
しかし、相手も動くし反撃も反応もする。
その事を最大限考慮したものになっているのかどうか、そこが技の質の高低だ。
しかし、それはその通りなのだが、同時に相手はこちらにバランスを仕掛けているのだ。
つまり、相手がこちらに攻撃するということは、それだけでバランスを崩しているということだ。
だから、こちらが重力とバランスしていれば、それだけで崩れないということになる。
ここは、もう少し言葉を考えなければ「何のこっちゃ」だ。
後日まとめよう。

5刷目

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