小汚い顔
ネットを徘徊していると、もっともらしい言葉が溢れているのに驚く。
どんな人が書いているのかと思い、プロフィールを見ると驚く程若い人の場合もある。
どうして、若い人がもっともらしいことをいうのか、そこのところがわからないのだ。
ここでいうもっともらしい言葉というのは、年寄り臭いという意味もある。
も一つ分からないのは、その言葉をどこから仕入れたのかだ。
それは直接的には、ネットであり本であり、誰かだろうが、その言葉と自分とは関係が無いとは気付かない事が分からないのだ。
プロフィールに写真でもある場合、その写真を見ると、そこにはまだまだ人生が刻まれていない。
表情筋が未発達でノッペリとしている顔が多い。
貧相で小汚い顔も多い。
もっともらしい言葉、分かった風な言葉でも何でもいいが、そんな退廃的な言葉を使っていると、自分自身のエンジンなどかからないようになってしまうことを知らないのだろうか。
それとも、単純に偉そうにしたいだけなのか。
何れにしても、そういった気持ちの悪い若い人達も増えているのだろう。
もっともらしい言葉を、自分の人生から紡ぎ出せるようになったとき、自動的に表情が豊かな顔になっているはずだ。
出来ることなら、そんな自分を目指して欲しいものだ。