何を選ぶのかが、一つの変化を呼ぶ

例えばサッカー、例えばバスケットボール、例えば卓球。
そして吹奏楽。
これは、「奇跡のレッスン」と題した番組の中身だ。

こと、何かの専門ということになれば、世界で活躍するコーチは、子供たちへの指導が上手だ。
番組を見ていてほとほと感心する。
マニュアルが徹底されているから、ということではなく、子供たちをよく観察しているのだ。
そして絶妙のタイミングでアドバイスをする。
子供たちは、目を輝かせてそのアドバイスを聞く。
そして努力をする。

そういったものを見ていて思うのは、子供たちには良いものを見せろ、体験させろ。
その二つしかないと思う。
理屈が勝った年齢になると、これは無理だ。
しかし、何かの専門であれば年齢に問題はない。
専門性が高くなればなるほど、良いもの、良い体験がものをいう。

例えば、私は武道をしている。
その前はジャズ・ドラマーだった。
その前は水商売。
この水商売の時代に、「日野君、良いもの、美しいものを見なかったら駄目やで」と言われていた。
そこで、名物のバーテンさん、ママさん、ホステスさん等、素晴らしい人達に恵まれ仕事を一緒にさせて貰った。
おかげで、そういった「良いもの」ということや、社会性を躾けて貰ったのだ。
その意味では、何を選ぶのかというのも、一つの大きな変化をもたらしてくれるのだ。

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