パリから到着
今回初参加の男性にどこから来たのか、とたずねると、ドイツに近い場所らしい。
なんでもバスで11時間かけて来てくれた。
「11時間なら東京と同じだよ」と笑いあった。
また、前回のパリに来ていた中国の人が、マルセイユに来ていた。
愚息と同い年の40歳だという。
「家は、こちらなの?」「いいえ、パリです、この3日間はパリからこちらに来ました」「それは、わざわざありがとう」「いいえ、学のは私ですから、学ばせて頂いてありがとうございます」と、何ともこそばゆい、嬉しい会話になった。
お兄さんは中国拳法をやっているが、その人は何もやっていない。
「中国にいる両親に、日本の武道の先生に習うんだ、というと、日本人には気を付けろ、と言われました」と大笑いしていた。
こんな会話もできるのが、海外ならではである。
昨日、パリ組のクリスチャンやルノさん達が着いた。
そして、今日はマルセイユバレエ団のヨシコちゃんも受講する。
こういった顔ぶれがそろうと、俄然場に活気が湧く。
今回は、アムステレダムからエイミーが来ているので、バレエのビデオの編集の具合を聞いてみた。
案の定混乱しているらしい。
「何を撮るか」を徹底的に絞り込んで撮影したのではないから難しいのだ。
逆に、私を取材したフランスのTVは、絵コンテまで作って絞り込んでいたので、編集は楽だろうと思う。
そろそろ迎えが来る。