お疲れ様でした、岡山終了


岡山ワーク・ショップ終了。
打ち上げ2次会は深夜1時を過ぎた。
毎年行くBarが日曜日で休みなので、初めての店へ。
長さん兄弟(中学時代とんかつの取り合いで、血まみれになる兄弟喧嘩の弟さん)の弟さんの話に耳を傾ける。
というのは、話が面白すぎるのだ。
全力で駆け抜けている人の話は、全てがまるで笑い話のようで中身がギュウギュウに詰まっているからだ。
今は、鍼灸師として多くの人を治している。
岡山ワーク・ショップは、そういう人達がサイドを固めてくれているから、主催してくれている藍ちゃんも、ゆっくり出産に向けて休養できるのだ。
打ち上げは、久方ぶりに腹の皮がよじれ過ぎた。
もちろん、長さん兄弟の昔話だ。
言葉にすると面白くないので書かないが、とにかく理不尽な兄弟喧嘩の在りようが、他人には面白いのだ。
弟さんには申し訳ないが。
最終日には、相撲少年が受講した。
130kgだそうだ。
「確かに大きい」
弟と二人で受講した。
しかも、この二人は発達障害だという。
ご両親が大変だろうと想像する。
「下手投げを教えて下さい」から、彼への指導が始まった。
他の受講者も興味津々で見守る。
いくら中学生でも130kgは巨体だ。
体重は、私の倍以上だ。
私とがっぷり四つに組む。
私が足を彼の足の下に入れた途端に、巨体は転んだ。
転んだ彼も???
「よっしゃ、皆で相撲や!」
急遽、相撲を題材にして身体操作の教室になった。
ワーク・ショップが終わりになりかけた頃、その中学生のお母さんと妹達が迎えに来た。
その目の前で、私に彼が投げられ転ぶから、目を白黒させていた。
今回は、そんな飛び入りもあり、バラエティに富んだワーク・ショップになった。
岡山のみなさん、お世話になりました。
ありがとうございました。
岡山を昼過ぎに出て東京へ。
今日は筑波大学へ行く約束があった。
私が指導している大阪の特養に導入されている介助ロボットHAL。
そのHALで、日本で一番成果を出しているのだ。
今回は、その特養の常務に同伴し、ロボットHALの生みの親である山海教授とお会いすることになっていた。
研究所では、ロボットの構造や、人間のメカニズムについて、色々と話しを伺った。
私達は、技術者ではないのでその事にはさほど興味がない。
簡易な使い方が出来るようになれば、もっとロボットを使って回復の手助けが出来る。
その為に、何が必要かを探り出しに行っただけだ。
お話を聞き、本当にもっと高度な介助が出来るか。
しかも、専門的な技術をより簡易なレベルに落として、と考えている。

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